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ここでは、床をリノベーションした時の実例を9点集めました。床をリノベーションするだけで部屋の雰囲気がガラリと変わります。テイストはナチュラル・モダン・クラシックなど自分好みにすることが可能。フローリングやタイル、カーペット、コルクなど素材も多数揃っています。ぜひこのページを参考にして、理想の床リノベーション法を見つけてください。
業者名 | 特徴 | 詳細ページ |
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リノベる。 | 「らしい暮らしを、見つけよう」をコンセプトに、住む人にピッタリのリノベーションを行っている。幅広いテイストに対応できる点が特徴。ヘリンボーン床なども施工できる。 | |
Qvouリノベ | GOOD DESIGN AWARD受賞企業。さまざまなスタイルに対応できる点が魅力。床材を使い分けて部屋の印象を調整してくれる。品質・機能性までこだわってくれる点も◎。 | |
RESTA | 「住まいをもっと楽しもう」を掲げて神戸でリノベーションを行なっている。フローリング専門大工が在籍。呼吸する床材「euca」をはじめ、100種類以上の床材を取り扱っている。 |
懐かしくも上品さを感じさせるヘリンボーン・スタイルの床。板の一つひとつが規則的に交差していて、重厚感のある個性豊かな表情が魅力を感じさせます。ヘリンボーンとは山型と谷型が連続する模様のことで、ファッションでも人気の高いデザイン。白い壁と下部に不揃いに取り付けられたグレーの板材と合わさり、部屋全体をナチュラルテイストに仕上げています。
床材を柔らかく明るい色味のフローリングに変更することで、窓から差し込む日の光を取り込み、広く明るいリビングダイニングになりました。つなぎ目が不規則な形の乱尺張りは木の風合いが目立つため、部屋をパッと明るい印象にしてくれます。天井や壁の白さと合わさって、開放感たっぷりに。シンプルながらもナチュラルな部屋が実現しました。
室内を彩るライトのオレンジと相性の良い、重厚な色のコルク材を採用したリビングダイニング。部屋全体を明るくシックにまとめています。クッション性の高いコルク材は、転んでもケガをしにくいのが特徴です。アレルギーの原因であるハウスダストも発生しにくく吸音・遮音にも優れているので、人の集まるリビングダイニングにおすすめの素材といえます。
交差する床材の色味が一つひとつ違うことで、部屋に躍動感を与えて味わい深くしてくれるヘリンボーン・スタイル。窓の日の光を取りこんで、部屋全体を柔らかい雰囲気にしています。ダイニングテーブルや1人掛けのリクライニングチェアとの相性もピッタリのデザインです。まるで別荘にいるような居心地の良い空間を届けてくれます。
床材に人気の高いヘリンボーンのフローリングを採用した事例です。上品で高級感のある素材なので、ピアノや壁一面のカウンターデスクなどデザイン性の高い家具を一緒にしても、非常に絵になります。タモ材でつくったデスクや本棚とともに、部屋に木の温もりをプラス。1日中この部屋にいても、ずっと気持ちよく過ごすことができそうです。
床材にダークブラウンのフローリングを使用したダイニングスペース。ダークな色味は落ち着いていて高級感があります。天井や壁の白と組み合わせることで、メリハリを利かせました。ステンレスのクールな感触と床の木の温かみをうまく融合して、部屋の色数を最低限に。そうすることで、室内の印象をシックでモダンにしています。
ブラックチェリーの木でできた無垢フローリングです。板一枚ごとに木目や色味が少しずつ違っているので、味わい深い雰囲気を感じさせてくれます。はじめは淡くやわらかな色ですが、時間が経つと落ち着いた赤褐色に。床の木と白い壁のさわやかな空間がこれから少しずつ色味を深めていき、クラシカルかつ重厚な雰囲気を見せてくれます。
世界三大銘木の一つで、硬くねじれが少ないので高級素材として知られているウォールナット。リノベーションの床材として使用しました。存在感のある天然石の壁の前でも、つややかなダークブラウンのフローリングは堂々とした佇まいを見せてくれます。黒のソファやローテーブルも合わせて、落ち着きのあるリビングを実現しました。
華やかな雰囲気を持つサペリの無垢フローリングは、美しい木目を持つ赤褐色。磨けば磨くほど、上品な光沢を放ちます。リビングの床材として使用して、南国のバリのホテルを思わせる空間を実現しました。ダイニングには光沢のあるグレーのタイルを使って床を張り分けていることもポイント。床材を分けることで部屋の役割を明確にしながら、美しいコントラストを見せてくれます。
子どもが走り回っても大丈夫なフロアにしたくてリノベーションを決意しました。子ども部屋をフローリングするとき、下の階に響きにくい素材を条件の一つに入れていたのですが、なんとかよさそうな床材を見つけたので早速リノベーションを実行。
防音機能はもちろんのこと、カラーや材質も壁や天井とよく馴染み、違和感のない仕上がりとなりました。この先、子どもが成長しても子ども部屋としてずっと使えそうです。
はじめは濃いめの色を選ぼうと考えていたのですが、少し明るめの色に変更。家具がアンティーク調のため、そのまま濃い色の床を選択していたら、全体的に暗くなるところでした。
よく見かける一般的な色の床ですが、トータルバランスをみると一番しっくりきています。汚れに強い点もプラスの評価です。実際にお手入れが楽になりました。
子どもが歩けるようになったのをきっかけにマンションのリビングと廊下をフローリングに変えることにしました。子どもは家の中を頻繁に走り回ったり物を投げたりするので、階下の住人への迷惑を考えてリノベーションに踏み切りましたが、正解だったと思います。
フローリングにしてから階下の住人と話したのですが、上から音が聞こえることはないとのことで安心しています。マンションでの騒音はトラブルの原因にもなりますので、騒音が気になりそうならリノベーションをおすすめします。
部屋の土台であるフロアの素材やカラーを変えれば、部屋全体の様相は大きく変わります。色や素材、そして貼り方を工夫するだけで、バリエーション豊かな部屋ができるでしょう。リノベーションまで行かなくとも、お手頃の価格で部屋全体のイメージを変えることができます。
フロアに使用する床材には、さまざまな種類の素材と機能性があります。そのため、場所によってそれぞれ機能性をしっかり発揮できるように素材を使い分けると効果的です。フローリングやカーペット、コルクやタイルなどをしっかり使い分けましょう。
フローリングの張替え方法は「既存のフローリングを剥がしてから新しいフローリングに張替えする」「フローリングと下地材、土台を全て新しいものに変える」「既存のフローリングの上にフローリング材を重ねて張る」という3つがあります。
フローリングの張替えと聞いてほとんどの方思いつく方法は、既存のフローリングを新しいものに張り替える方法です。費用を抑えたい場合は、既存のフローリングの上にフローリング材を重ねる「重ね張り」という方法が費用を軽減出来て工事も比較的簡単に行うことができますよ。
フローリングがきしんでいたり、湿気で下地材が痛んだり腐食していた場合は、下地や土台そのものを新しいものに交換したほうが良いでしょう。
自然素材の「無垢フローリング」が最近では人気が出ています。無垢フローリングは複合フローリングと比べ、費用が高額になってしまいますが、乾燥や湿気に合わせて水分を吸収・発散する「調湿効果」があるので、夏場は素足で歩いてもさらさら、冬には冷たさを軽減できます。
生活の場面に合わせて床材を変えることで床の性能をアップすることができます。例えば耐水性や耐久性が高いものをキッチンに使用すると掃除やお手入れが楽ちんに。防音性が高い床材を子ども部屋に使用すると足音や声が響きにくくなります。ハウスダストにアレルギーを持っている方は、フローリングやタイルを使用するとハウスダストの軽減も可能。生活環境や用途を考えて床材を選択すると生活がより快適になるのです。
それでは、材質別の床材はどういったものがあるのでしょうか、一般的な床材7種類それぞれの床材の特徴を紹介していきます。
複合フローリングは最も一般的に使われている床材です。ベニヤ板を複数枚、接着剤で張り合わせて作った合板(基材)に、木目調の表面材を張り付けて作られています。単板タイプとシートタイプ2種類の複合フローリングがあります。
単板タイプは、合板に天然木を張り付けて作成。厚さは3~5mmほど、本物の木を使っているため高級感を感じられます。
シートタイプは、合板の上にプリントシートを張り付けたものです。シートには木目がプリントされており、多種多様なデザインからお手ごろな価格で選べます。
複合フローリングの料金相場はm2あたり大体6,000円前後となります。リノベーションをする際は施行費もかかるので、6畳の広さをリノベーションした場合の料金は、90,000円ほど。フローリングの種類によってはより安価での張替えも行えます。
無垢フローリングの無垢とは、天然木から切り出した一枚板のことを言います。複合フローリングと違って、板を重ねた合板を使用していないため、単層フローリングなどとも呼ばれているそうです。
木特有の表情や特徴を活かせるので、肌触りやぬくもりなど木の持つ本来の良さを感じたいのなら無垢フローリングがおすすめです。
無垢フローリングの費用相場は、m2あたり9,000円と複合フローリングと比べるとやや高めの料金設定。6畳間の部屋をリノベーションした場合、施行費含めて120,000円前後は必要になります。
床の敷物として一般的なものがカーペットです。カーペットは繊維質のためダニやほこり、汚れなどが付きやすく衛生面で気になるところですが、最近では防汚加工や防ダニ加工が施された商品が豊富に売られています。
足音や声が響かないため、子ども部屋の床材として使用する方も多いようです。
費用相場はm2あたり5,000円とフローリングと比べると若干抑えられた費用設定となっています。種類による価格のばらつきもあまりないので、いろいろな種類を組み合わせることも可能。リノベーションをした場合、6畳間53,000円ほどで張り替えることができます。
コルク樫の樹皮を粉砕して、圧縮することで作られるコルクタイル。クッション性が高いため、転んだ際にケガをしにくい特徴があります。アレルギーの原因のひとつ、ハウスダストが発生しづらいこともあり、子ども部屋やおじいちゃんおばあちゃんの部屋におすすめの床材です。
コルクはm2あたり7,000~10,000円が価格相場となっています。コストはかかりますが丁寧に扱うことで長期間の使用も可能。
6畳の広さをリノベーションで張り替えた場合、施行費含めて100,000~200,000円の費用となります。
木材や石材を塩化ビニルで再現したものがフロアタイルです。硬くて丈夫で水に強いため、汚れを水拭きでふき取ることができます。
水を弾く性質があり、フロアスタイルはキッチンやインナーテラスの床材におすすめです。
フロアタイルの費用相場は、m2あたり3,600円~8,500円です。だいぶ安価なものから、高いもので無垢フローリングに近い価格帯のものも存在。1枚単位で購入できるため、DIYなどで使用する方もいるそうです。
塩化ビニルを使用した床材で、名前の通りクッション性が特徴です。水に強い特徴があり、水回り全般に使用できます。キッチンの床材として使用した場合は、食器を落としても割れづらいためおすすめです。
厚さ1.8mmのものがm2あたり2,500円で、3.3mmほどで4,000円前後が費用相場です。フローリングやカーペットなどと比べると安価で購入可能。6畳間のリノベーションを行った場合40,000円程度で重ね張りできますよ。
和室には欠かすことのできない畳。特有の香りや質感が好きな方もいるでしょう。最近は色や形の種類が豊富で、お洒落なデザインの畳も増えてきているとか。洋室に畳スペースを取り入れることで、オリジナリティのある空間を演出している方も増えています。
畳の費用相場は1帖あたり7,000~10,000円程度。6畳間の張り替えには30,000~90,000円と張り替える畳の種類により大きく変化します。また、5~10年が経過すると新調しなければなりません。