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屋根裏や中二階を上手く利用したロフトは、収納スペースの確保だけでなく寝室や子ども部屋としても利用可能。限られた空間を上手く使うことで自分好みのプライベートルームを作ることもできます。ここでは、そんなロフトの実例を9つピックアップして紹介。ぜひ参考にしてください。
業者名 | 特徴 | 詳細ページ |
---|---|---|
リノベる。 | テイストを問わず幅広いリノベーションに対応している。ロフトの造り付けも可能。ショールームを全国に展開している点も魅力。 | |
Qvouリノベ | ニーズに合わせてさまざまなプランを提案してくれる。デザイン力が高いのでおしゃれなロフトを設置できる。神戸でお勧めしたいリノベーション会社のひとつ。 | |
フロッグハウス | 地域で眠る資源を再生しているリノベーション会社。古くなった建物に新しい魅力を吹き込んでくれる。シェアハウスや空きビルなどにも対応。 |
ロフトの収納はしごを撤去して固定階段を新たに増設。大きく設けられた窓からは太陽の光がロフト内を明るく照らしています。広々とした設計なので家族の寝室やプレイルームとしても利用できるのも特徴。ピンクパープル系の色で塗られた壁面がアクセントとなって、より明るい印象を与えています。階段周りに設置された腰壁のデザインもアクセントとなっていますね。
ロフトベッドはベージュの天井と壁材を採用することで落ち着いた空間を実現。内部にワンポイントの照明が設置されており、明るさを確保しています。小さいながらも狭さを感じさせないロフトは、まるで小さな秘密基地。冒険気分でワクワクしてきます。ロフトへのはしごは、取り外し可能なので場所を取りません。
リビング後方に設置されたロフトは子ども達の遊び場として使用。天井のコンクリートと壁面のライトグリーンがアクセントの空間です。下段には書斎が設置されており、効率的に空間を使用しています。ロフトからはリビングとキッチンが一望できるので、家族の気配をいつでも感じる事ができますよ。子供が成長した後は物置としても使用できるように工夫が施されています。
天井や壁を白っぽいクリーム色に統一することで全体が明るい印象のロフトとなっています。小屋裏を利用することで多くの荷物やおもちゃを収納できるロフトを新設。子供の遊び場としても利用できる広々とした空間となっています。子ども部屋は天井を取り払い、ロフトへの吹き抜けを新たに設置。はしごを利用してロフトへと上がることができます。
小屋裏を活かして、季節の荷物をしっかりと収納できるロフトを新設。本棚も増設しているので、大量の蔵書もきれいにまとめられスッキリとした印象です。温かみのある橙色のライトと複数に設置された窓から差し込む光が、暗くなりがちなロフト内を明るくしています。壁材や天井を白で統一しているので床材の黒さが印象的です。
本棚や床材に使用されている木材は、木本来の温かさを感じさせます。ミントグレーの壁と柱がアクセントとなりロフト内を明るく演出。白い天井にはライトが埋め込まれており、淡いオレンジの光が室内を照らします。また、大きな窓を設置することで太陽の光も取り込んでいるので、朝と夜では違う印象に変化。まるで図書館のようなロフトに仕上がっています。
段差を付けたロフトを部屋の中央に新設。ロフトへは階段家具を利用して上がることができます。ロフトの上にはカウンターを設置することで、書斎として使うことが可能です。また、本を収納する本棚として利用できる特徴があります。ロフトのカウンターやロフトの床下は収納スペースとなっており、無駄な空間を作らない配慮がされています。
ワークスペースとして利用できる落ち着いた雰囲気のロフトです。設置されたオープン棚には蔵書を多く収納可能。床下にも収納スペースを作ることにより、空間をより広く使うこともできます。天井はむき出しのコンクリート構造、天井を走るダクトレールに設置された照明がロフトとリビングを明るく照らしています。ウォールナットの無垢材が敷かれたフローリングはブラウンの濃淡が映え、漆喰の壁としっかりと調和がとれてヴィンテージな印象に。
ロフトへは取り外し可能の階段を利用することで上り下り可能です。リビングの明かりがあるのでロフトは照明がなくても明るいまま。荷物置き場に使かったり、寝室としても使えそうです。ロフト下の部屋には小窓を設置したことにより、閉鎖的な空間のアクセントに。マンションでは珍しいロフトを室内の中央に設置することで、ロフトが主役の空間となっています。
リノベーションを行なう際に、小上がりロフトを所望。料金が高いのでお願いするかどうか直前まで迷っていましたが、完成した小上がりロフトは満足のいく良い仕上がり。収納力もアップしたうえにリビングのアクセントにもなったので、取り入れて正解でした。
DIYで自作することも無理ではありませんが、重さのある物を置いたり、人が乗ったりすることを考えると、プロの業者にお願いすると良いでしょう。業者に頼むと加重計算をしてくれるので、安全性が高まります。
天井裏にあるロフトのリノベーションを行ないました。はしごを出っ張りの少ないシンプルなものに。あとは音が響かないように床にゴムを入れました。新しくしたはしごはインテリアとしても活用できるので気に入っています。子どもがはしごの上り下りを繰り返し行なっているので、子どもも気に入っているみたいです。1階に届く音が軽減されている点も良かったです。
ロフトを作る際には、生活動線も意識するといいでしょう。特に、ロフトからリビングまで行き来できるようにするとスムーズに移動ができます。また、来客時に一時的にリビングのものを置いておく場所としてもロフトを利用できます。
ロフトの天井は、大人にとっては少々低いですが、子どもにとってはちょうどいい高さとなっています。荷物を置く場所にするのもいいですが、子どもがいる家庭なら子ども用のスペースとして活用する選択肢もあります。
家の中に新しいスペースが欲しいと思ったときに考えるうちの1つが、ロフトを作ること。ここでは、ロフトリノベーションの注意点をお伝えします。
ロフトを新たに作るときの全体的な注意点は以下の通りです。
ロフトは収納スペースとしても使われることが多い場所です。しかし、階段の上り下りが面倒だったりはしごが登りにくかったりすると、荷物の出し入れが面倒になり、結果、荷物が置きっぱなしの状態になりやすくなります。
そのため、ロフトを作る際には荷物の出し入れをしやすくしておくことが大切です。階段や間口を広くとっておけば、置きっぱなし状態になるのを防げるでしょう。また、できる限りリビングに近い場所にロフトを作るのもおすすめです。
ロフトへの昇降を階段ではなくはしごを使って行なう場合は、昇り降りしやすいかどうか、はしごの丈夫さは十分かなどを考慮する必要があります。ロフトをどのように利用するかによっても変わってくるため、用途に合わせてはしごを選ぶようにしましょう。
天井に近い位置に作られるロフトは、熱や湿気対策が必要です。換気口や窓、エアコンの設置、断熱材の導入などをしないと、夏は暑く冬は寒い快適とは言えない空間となってしまいます。
建築基準法では、1.4mを超える高さのある部屋は「居室」とみなされます。2階建ての戸建て住宅の中に、1.4m以上のロフトを作ってしまうと3階建てになってしまうということです。
そうなると家を建てたときの書類と相違が生まれ、構造計算書の提出が必要になったり固定資産税の金額に影響が出たりします。天井の高さは1.4m以内に収めるのがいいでしょう。
子どもが快適で安全に過ごせるような作りにすることが大前提です。滑りにくいはしごにする、エアコンが効く空間にする、ロフトから落ちないように柵を設置するなどして、子どもの安全を確保しましょう。
しかし、ロフトを子ども部屋代わりにするのはあまりオススメできません。というのも、天井の高さがネックになるからです。子どもが小さいうちは天井の高さは問題にならないでしょうが、大きくなってくると、そうもいきません。子ども部屋代わりというよりも、子どもが遊んだり寝るためのスペースとして活用するのがいいでしょう。大きくなって子どもが家を出た後は、収納スペースとして活用もできます。
洋室の屋根裏をロフトにするときは、まずは用途から考えましょう。くつろぎスペースにするのか、収納スペースにするのか、大人用か子ども用かなど、使い方をまず決めておかないと「ロフトを作ったのに結局使わなかった」なんてことになりかねません。
特に収納スペースにする場合に、使わなくなってしまったという事例が多いようです。
ロフトは天井部分の空間を使って作られるため、重たい荷物の場合は出し入れするのが大変になってしまうことも。はしごではなく階段にする、収納する荷物は軽いものだけにする、といった対策を考えておくと上手くロフトを活用できるはずです。
ここからは、ロフトリノベーションの費用相場を見ていきます。空間を有効活用できるロフトに憧れを持っている方も多いと思います。あれこれと希望は湧いてきますが、どのくらいの費用をかければ理想のロフトを手に入れられるか知っておくと、具体的なイメージも掴みやすいはずです。ここでは、天井を解体した例、小さなロフトベッドを取り付けた例、小屋裏をリノベーションした例を紹介します。
費用:約50万円
工事内容:古民家の古くなっていた天井を一度解体して撤去。広がった空間にロフトを新設し、家族が使える生活スペースとしました。天井が広くなり、利用スペースも増えた事例です。建物自体は残し、気になる部分をリノベーションしたこの事例は約50万円の施工費用がかかりました。
費用:約35万円
工事内容:子ども部屋が狭く、学習机とベッドを置くスペースがなかったため、押入れ上段にロフトベッドを取り付けました。その下に机を置き、スペースの確保に成功。屋根裏部屋は収納スペースにして、押入れに入れていた寝具を移動させました。押入れをリノベーションというさほど大がかりではない事例のため、費用は35万円ほどと、比較的安価に抑えられています。
費用:約90万円
工事内容:小屋裏の床や壁、天井をリノベーションしてロフトを設置しました。内装をキレイにし照明も取り付けて、明るい空間に。昇り降りしやすい折り畳みタイプの階段なので、移動も楽です。5.5畳ほどの新しい空間を収納と生活スペースとして使えます。小屋裏全体に手を入れた事例なので、費用は90万円ほどと他の2つに比べるとやや高額に。しかし、広々と使えるスペースが増え、生活が充実したのは間違いありません。