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家族との時間はもちろん大切ですが、たまには自分だけの時間も楽しみたいですよね。書斎に憧れる人も多いはず。今回は書斎のリノベーション費用の相場や、いろんなタイプの書斎を事例とともにご紹介します。
書斎のリノベーションといってもタイプはさまざま。それによっての相場もさまざまです。リビングなどの一角にカウンターを設置するといった、シンプルなものならおよそ8~13万円ほどで施工できます。間仕切り壁で良い場合なら、およそ15~20万円ほど。 押入れやクローゼットを利用した書斎にリノベーションする場合の目安は、40万円前後。本格的に独立した部屋の書斎にする場合は、100万円以上かかることもあります。設計の段階で、施工会社としっかりプランを相談しておきましょう。
リビングなどにワークデスクなどを設置する、オープン型書斎。部屋を分けていないので広々としています。オープンなので家族みんなの共用スペースにすることも可能。1席だけでなく、2席以上を並べて複数で作業をするなどのアレンジもできますね。PCを1人1台持っている家も多い現代では、書斎は1人だけのもの、というこだわりはなくしてもいいのかもしれません。
このワークスペースからはリビングが一望できます。広々としたデスクを設置し、パソコン作業はもちろん、読書や書き物などもゆったり楽しめます。真上にある天井のライトはスライド式のため、自分が作業する場所に移動させられるのは便利ですね。
リビングと部屋が別なので、適度なプライバシーが確保できます。空間が完璧に仕切られているわけではないため、家族の空気が感じられる書斎に。机の横の本棚、2脚並べられたチェア、積み重ねられた本の山とキャビネット、ところどころにさりげなく飾られた小物が、味のある書斎の雰囲気になっています。
リビングの一角に作られたワークスペースですが、見晴らしのいい窓際の位置で非常に贅沢な空間になっていて、作業もはかどりそうですね。ホテルライクな部屋全体のインテリアにマッチングしていて素敵です。
落ち着いた色合いの黒と薄いバイオレットが組み合わさった空間に、温かなオレンジの光がやさしく照らします。ゆったりとした時間を過ごせそうな空間にほっと一息つけることでしょう。プライバシーに配慮したウォールスクリーンは、採光も確保できているので、閉鎖的にはなりません。
近年人気の出てきたミセスコーナーの書斎は、キッチンのすぐ近くに設置する人が多いようです。料理中にホッと一息ついたり、お料理サイトのレシピを見たり、家事の合間に家計簿をつけたりなど、広い場所をとらなくても少しのスペースで作業できるのが魅力。自分の空間を確保しつつ、家族とのコミュニケーションも大事にできるのは、ミセスにとっては嬉しいポイントですよね。
リビングに取り付けられた、カウンターの作業スペース。ちょっとあいた時間を読書に費やしたりお茶を飲んだり、忙しい時間を少し忘れることのできる大切な空間。手元を明るくするために電気コンセントは必須。ノートパソコンを置くこともできます。
戸建は2階建てや3階建てが一般的。階段は絶対必要ですが、面積をとることも悩み。
ですが踊り場の奥行きを利用して、書斎を設置することが可能です。本棚やデスクを造りつけることで、小さな住まいでも自分のスペースができ上ります。
人が常にいる場所ではないため、仕切ったり扉を付けたりしなくても、小さな書斎としての活用が可能。狭小住宅だから書斎は難しい、と諦めている人にこそおすすめの空間です。
階段の曲がり角にあたる踊り場スペースを利用した書斎。無駄のないデザインが美しい仕上がりです。隣に設置された窓から暖かく柔らかい光が差し込むため、デスクでの作業や読書が捗ることでしょう。近くに家族を感じられる誰でも気軽に利用できる憩いの空間となりそうです。
書斎で長くいることを想定せず、空調設備まで頭が回らなかったという人もいるようです。窓がない書斎は風が抜けず、暑くなりやすいため要注意。結局利用しないなんていうことのないよう、エアコンや換気扇を考慮に入れてください。
机の高さは自身の身長と作業内容がベースになりますが、あとはしっくりくるか、という感覚も大事です。ここを妥協するとどうにも居心地が悪い、ということになりかねません。
一般的に書斎でのコンセントは、PC使用する人なら、結構な数が必要になります。そして設置する場所も必要で、いくらコンセントはあっても位置を間違えると延長コードやタコ足のお世話になる可能性もあるため、きちんと確認しておきましょう。
書斎には自身の落ち着ける空間作りが必須。趣味のものや好きな色やインテリアで揃えると、より居心地よくなりますね。