日本のマンションや戸建ては、外国に比べると広くはありません。クローゼットや押し入れなど収納をたくさん作ると、その分スペースを取ります。限られた空間を最大限に生かすにはどうすればいいのか。そこで、「○しかく」が考えたのが、床下や上部など使っていない空間を有効利用すること。収納力があって、広く住める家です。
リノベーションには費用もかかります。安い材料を使えばコストを抑えることができますが、それでは不安だという人もいるのではないでしょうか。「○しかく」は、一社で一貫して行うリノベーション会社とは異なり、設計店や建材メーカー、施工職人、不動産会社が集まりワンチームで新しい空間造りをサポートしています。
各社と契約を結ぶことでかかる余分なコストを抑える努力をし、日本のコンパクトな住まいに合う家造りを提案している会社です。
画像参照元:○しかく公式HP画像(https://maru-shika.jp/)
「○しかく」が考えるリノベーションは3つ。広く見せる収納、バランスの取れたデザイン、居心地のよい空間です。
収納を多くすると、その分公費がかかります。収納家具を買わないデザインにすれば費用も抑えられるし、家具を選ぶ手間も時間もかかりません。収納を広く見せるには、リビングなど人の集まる場所の天井を高くする、床下や天井までの隙間を収納に利用すること。そうすれば、部屋が広く感じられます。
バランスの取れたデザインとは、壁や床の素材、配色、空間のつながりを考えること。パッと見ても気づかれないような細かいところまで手が届くように、遊び心のあるデザインを提案しています。
居心地のよい空間にするには、お客さんとのコミュニケーションが大切です。「○しかく」は快適な住まいづくりをするために、お客さんと一緒になって考えています。
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暗く日差しの入らなかったリビングから玄関に、扉と窓を工夫して自然光が入るようにしました。リビングの横にある小上がりは備え付けのベッドとして利用。収納家具を置くと部屋が狭くなるので、床下に収納スペースを設けています。バスルームとキッチンも広々。壁を塗装、コンクリート部分をあえて残し、無垢の国産ヒノキを使って居心地のよい空間に仕上げています。
廊下からリビングにかけて6枚の建具を設置。配置を変えるとリビングが客間に、個室をリビングにするなど、家族のスタイルや来客に合わせて対応できる空間になっています。木をアクセントに入れて部屋に温かみを演出。照明の位置を変更し、夜は落ち着いた空間になるようにしています。
畳をすべて取り払い床張りに張り替えました。リビングに面した子ども部屋は、家の中に古屋を挿入したようなデザインで、室内に外部と内部がある造りになっています。ひと部屋ずつに分けず、境界に収納を設けて、街の中を探索するように工夫した子どもが楽しめる家です。
玄関から室内に入れば、大きなワンルームのような空間。リビングダイニングやワークスペース、寝室を仕切らず家具でゾーン分けしています。壁は赤や白、黒、グレーの強い色味でバランスよく統一。ひとつに繋がることで、外部の光をたくさん取り込めるよう工夫されています。