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9は、大阪を拠点として東京や海外までをエリアにしてリノベーションをはじめとする、設計デザイン以外にもファッションや写真などさまざまな分野で展開しているデザイン事務所です。
10に少し足りないという意味の9という社名。最後の余地を残してデザインする考え方に基づいているのだそうです。「前衛、素朴、純粋」をコンセプトにしたデザインで、予算に合わせたプランニングをしてくれるそうです。
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2014を受賞した実力は、多くのメディアで注目されています。
9では、リノベーションスタジオを独自に持っています。事務所そのものがとてもオシャレな空間で、はじめの打ち合わせや相談も個々で受け付け。若くフランクな雰囲気の代表が、さまざまな相談(お見合いと表現)を行います。共感が生まれて初めてプランが生まれるスタンスですが、このプランニングには2~6週間と十分な時間を必要とします。
9はDIYを推奨しており、スタッフと施工主が一緒に造ることもできます。細かな演出なども手作りで行うなど、スタッフや施工主の思いを形にすることにこだわり。もちろんアフターメンテナンスにも力を入れており、1年以内のメンテナンス工事は無償で行っているそうです。
スタッフと施工主がずっと友達でいられる、そんなデザイン事務所として年代を問わず多くの人に定評のあるデザイン事務所といえるでしょう。
画像参照元:ナイン公式HP画像(http://www.ninedesign.jp/)
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海外赴任していたオーナーのスタイリッシュな希望に応えるべく、ロンドンのアパートメントのような洗練されたデザインを取り入れたマンションのリノベーション。バランス感覚を研ぎ澄ませ全く新しい住まいとして生まれ変わりました。
築43年の古いマンションで、シンプル過ぎて何もないことを逆に生かしたデザインに。オークの無垢材ヘリンボーンに貼って床に動きをつけ、コンクリートには白の水性塗料で塗り間接照明などを使って明るさを演出。暗く圧迫感のあった室内が一変して明るく開放感のある空間へと生まれ変わりました。
あえて新築のマンションをスケルトンにしてリノベーションを希望するオーナーの要望に答え、床はベニヤ版、キッチンなどはラワン合板を使うオーダーメイドで作成。過剰な装飾や設備を使わず最低限のコストで住む人自信がセルフメンテ&リノベーションができるよう工夫した住まいとなりました。