兵庫県の西に位置し、岡山県と隣接している佐用町は、307㎡を超える大きな街です。標高600メートル以上の山を持ち、豊かな自然環境に囲まれた暮らしができるエリアです。古くから宿場町として栄えたため、神社や城跡などの歴史的遺産も各地に見られます。
出産から子育てまで、街ぐるみで子供を育てる体制が整っているのが佐用町の特徴です。出産祝い金や乳幼児の医療費助成など生まれる前後もしっかりサポート。第二子以降の保育料が無料になっていて、手のかかる時期の親御さんの負担にも配慮しています。給食費の軽減など、小学校に上がってからも補助を受けることができます。
町内には播磨科学公園都市があり、兵庫県立大学や付属高等学校、中学校など教育機関が集中しています。世界最大の公開型望遠鏡や世界クラスの性能を持つ放射光実験施設など、最先端の科学施設もそろっており、国内外の研究者が集まる街でもあります。子育てをしながら、いろいろなことに触れさせる機会があるのは若い世代にはうれしいポイントです。
豊かな自然に囲まれた佐用町には、ゴルフや温泉、キャンプに動物園など様々なレジャースポットがそろっています。大きな公園も多いため、お子さんを遊ばせる場所には困らないでしょう。西日本で最大級の100万本のひまわりが咲き誇る南光ひまわり畑など、全国的に有名なスポットもあります。
佐用町では市外から転入を検討している若者世帯向けの支援が充実しています。住宅購入費用を負担する制度や、親世帯との同居する方の負担軽減につながる制度などもあります。リノベーションを検討すると同時にしっかりとチェックして活用しましょう。
65歳以上の高齢者や障害を持つ方が住む住宅をバリアフリー改修する費用を助成する制度です。手すりや段差解消などの工事費用に合わせ、最大で30万円の助成額が用意されています。ご家族に高齢の方が居る方は必ずチェックしたい制度です。
佐用町内に5年以上定住する40歳以下の方に対して、50万円を支給する制度です。申請者本人ではなく配偶者の方が40歳以下でも適用されます。
佐用町内に5年以上定住する40歳以下の方(配偶者でも可)が、空き家バンクに登録された物件を購入すると、30万円が支給されます。